高校入試

英語の対策

京都府公立高校の英語の共通入試問題は、長文、対話分、リスニングの3部構成になっていて、長文と対話文は、50点満点中38点(前期)、40点満点中28点(中期)を占めます。長文読解力が上位校合格の鍵を握ります。しかし、現在の中学英語教科書では、長文読解量が大幅に不足しており、学校の英語授業だけで英語の合格点を取る事は難しいです。中学3年生1学期から長文読解の練習をする必要があります。それと同時に単語を覚える事と英文法の習得が必要です。単語を覚えるときは先ず、英語→日本語の方向で読んで分かる単語を増やして下さい。高校入試では意味の分かる単語量は、800語が最低目標です。意味を覚えるときは発音とアクセントも同時に覚えてください。実際に発音しながら覚えるのが効果的です(理想は毎日の予習で単語を覚える事です。毎日の予習方法はこちら)。
また、公立高校入試ではリスニング対策が必要です。京都府公立高校の英語入試問題では、前期・中期共に12点がリスニングです。御三家(堀川、嵯峨野、西京)の専門学科でもリスニングが出題されます。リスニング力は一朝一夕では身に付きませんが、一旦リスニング力が身に付けばリスニングの12点はボーナス得点になります。リスニング力を身に付けるには、英語の基本的な発音を習得し、その上で耳を慣らして”英語耳“を身に付ける事が必要です。発音記号も覚えて下さい。リスニングは一朝一夕では身に付きません。毎日15分〜20分の練習を毎日欠かさず行う事が重要です。英文が頭の中に“録音“される状態を目指して下さい。高校入試時点で″英語耳”を身に付ければ大学入試においても非常に有利になります。

数学の対策
先ず基本的な計算技能を完全に身に付けてください。そのためには数式をしっかり書ける事が重要です(数学入門参照)。京都府公立高校の数学の共通入試問題では、大問1の計算小問だけで16点取れます。次に基本的な公式、定理をしっかり覚えてください。基本定理と公式が使えれば大問2以降でそれぞれの小問1を得点できます。以上のみで約50%以上得点できます。しかし、上位校を目指すには数学的思考力の養成が必須です。大問2以降でどれだけ小問が得点できるかが鍵になります。学校の定期テストのような各単元毎の問題とは違い、公立入試問題では図形、関数、方程式の複合問題が多く出題されます。学校の授業の各単元ごとの学習だけでは複合問題には歯が立ちません。数学的思考力に基づく定理や公式の活用力を鍛える必要があります。学校のワークの発展レベル問題が自力で解ける事、その上でさらにレベルの高い問題集に取り組むことが必要です。御三家(堀川、嵯峨野、西京)や桃山高校自然科学科に代表される専門学科受験の為には、早い時期(遅くとも中3の1学期)までにワークの発展レベルはこなして、過去問レベルの問題に取り組んでください。
数学力を身に付ける上で重要なことは、自分で考える執念を身に付ける事です。問題ごとの解法を覚える事では限界があります。執念深く毎日問題を考えて数学的思考力を養成して下さい。
もし、基本的な計算技能でつまづいている場合は小学校の算数の計算の見直しが必要です。小学校の算数の見直しは中1の3学期までに済ませてください。数学も毎日の継続が力になります。


Dr.竹中英数塾

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