R2年度前期共通問題国語

問題全般の傾向

今年度の国語の入試問題は非常に難化しました。現在の入試制度になって最も難しいです。大問1番と2番の現代文が非常に難解な文章です。文章の内容が難しい上に設問の選択肢も、本文に書かれている表現を探しても見つからず、内容を自分で咀嚼して選択肢と照合する必要があります。大問3の古文は例年程度の難易度です。

問題解説

以下、各大問の中で難しい設問について解説します。

問題は下記の京都新聞社のホームページからご覧下さい。

京都新聞社 京都・滋賀公立高校入試問題

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令和2年度 前期共通問題 国語の解説書
第2版 B5版、全6ページ(表紙を含む)
誤字脱字を訂正。
R2前期_共通問題_国語_v2.pdf
PDFファイル 8.4 MB


大問1

(2) 第二段落、第三段落に書かれている事から、生物は周りの環境に何があるかを知る事で、周囲の「環境」から自分を中心とする「自己」を順次知るという事が言えるので、(ウ) 「生物」は、常に移り変わる周囲の環境からの働きかけを契機として頼りにできるものを見つける中で、「世界」を捉えていくということ。が正解になる。

(5) 第五段落、第六段落より、自分の置かれた状況=「物語」の中に「椅子」を位置付けるという事は、 「物語」=「状況」の中で椅子の使い方を思いつく事であると分かるので、(エ) その時の状況に応じた、椅子の使い方を思いつくこと。が正解になる。

(7) ㊀ 人と岩の結びつき方を述べている第六段落後ろから7行目『岩と人が、「腰かけられるもの」と「腰をかけるもの」』を抜き出す。

(7) ㊁ 第二段落と第三段落から、事故の認識は周囲との関係において、つまり相対的に可能という事が分かるので、(イ) 『周囲の環境の認識と「自己」の認識を、相対的に行う』が正解。

(7) ㊂ 認識を行うものの条件として、1. 周囲の環境、2. そこに置かれた自分の身体、が必要であるのでこれをまとめる。

 



大問2

(1) (ア)(イ)(エ) は本文に書かれている事を読み取る。

(3) 第一段落17行目、第二段落2行目より、美の種類は事物で決定されるのではなく意識によって決定され、その意識を位相と呼んでいると考えて、(イ) 『事物の局面においては存在せず、意識の位相に他ならない』を選ぶ。

(7) 第四段落の『立ち止まる』が、第三段落の『行動体系の意識方位を水平的な運動とすれば、・・・垂直的な切断である』を別表現で言い換え、第五段落の結論に結びついているので、(ウ) が正解。

(8) ㊀ 第二段落で日常的な行動として家から勤め先へ向かう行動が挙げられ、第三段落で自然美に気づく例として立木にを見上げることが挙げられている。これより、水平方向に歩く=日常の通勤、空を見上げる=それを断ち切る垂直方向の動作、と考えて (ウ) を選ぶ。

(8) ㊁ 第二段落後ろから3行目『日常の意識は、・・・』をまとめる。

(8) ㊂ 第五段落1行目『われわれの行動目的とは無関係に・・・』をまとめる。



大問3

(3) 本文6行目『思ひ分くかたなく、・・・後悔千廻云々』より、なりみちが行った事を後悔しているのが分かるので、(エ) が正解。

(4) 本文8行目『孔子、大廟に・・・とぞ答へける。』より、「問うは礼なり」は孔子を難じた人への孔子の返答と読みと理、(ア) 孔子 を選択する。

(5) ㊀ A「あらあら人に問ひけり」は孔子が令長になんでも聞いたので「尋ねた」。

(5) ㊀ B 論語に書かれている孔子の行動を見習ったので「手本」。

(5) ㊁ 本文後ろから2行目『「これ、慎みの至れるなり」といへり』より、慎み深い、つまり思慮深いことがわかるので (イ) が正解になる。

 



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